日商簿記2級 合格

こんにちは、えなつあぜ です。

半ば駄目もとで受験した簿記2級、無事一発で合格することができました!

 

試験中、解けば解くほどに自信が無くなり、試験終了の瞬間は再受験を覚悟しました。

パソコンでの受験だったので、その場で結果が表示され、一瞬目を疑いました。

100点満点中、88点。

ほっと一安心。

 

自分の覚書とこれから受験される方の参考に少しでもなればと、受験の記録をまとめたいと思います。

 

受験のきっかけ

就職してから、メイン業務ではないものの仕訳を触る必要があり、簿記3級は社会人2年目の時に取得。

2級は商業・工業簿記があり、ハードルが高いかなとしり込みしていました。

ただ、投資や事業を考えるうえで、企業のお金の流れや財務諸表等を正しく理解できるようになりたいと思い昨年6月に勉強を始めました。

 

勉強方法

◆テキスト

問題の解き方を身につけるために使用したのは以下の2つ。

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イラストがあることでイメージが掴みやすかったです。

また、CBT方式のテストサンプルをダウンロードすることができるので、本番のイメージを持つことができました。

 

論理的な話と過去問は、Kindle unlimitedを活用しました。

本質の理解は、ふくしままさゆきさんの書籍を読む。

試験に向けては、過去問4年分を4周ほど解きました。

 

◆勉強方法

まずは、スッキリわかるシリーズを一読し、並行して問題を解きました。

問題は商業・工業それぞれ3周ほどしました。

そのあとで、本質的な理解が不足していると感じたため、ふくしままさゆきさんの書籍を読みました。

試験の1.5ヶ月前ごろから、過去問題集に取組みました。

間違える・理解が足りないところは、テキストに戻り確認していました。

 

勉強時間はよくできた日で1日3時間ほど、平均すれば1.5時間/日ほど。

日中は子供の相手で、テキストを開いて問題を解くというのは難しく、夜寝かしつけた後に、勉強を続けました。

 

試験について

受験するタイミングをかなり自由に選べることから、CBT方式で受験しました。

申し込みも全てオンラインで完了。

(3級のときは、商工会議所で書類をもらう必要があったりで手間でした)

 

当日、テストセンターで受付をすると、パソコンの準備ができているということで、予定時刻より早く開始させてもらえました。

荷物はロッカーに預け、電卓等の必要な物だけ持って、試験室に入室。

使用するパソコンに案内され、注意事項などを読んで試験開始。

試験時間の90分がとても短く感じられました。

 

定番通りの順番で、商業仕訳⇒工業簿記⇒商業の大問2・3の順に解き進めました。

少しの緊張もあり、慎重になり過ぎたのか、大問3を解く前に残り時間20分を切っていました。

大問2で手こずったのですが、大問3を解き始めると大問2より簡単で、先に問題内容に目を通しておくべきだったと後から思いました。

大問3を終えるころには時間をほぼ使い切り、全体を見直す余裕はありませんでした。

そんな調子だったので、再受験を覚悟していたのですが、予想外の合格に一気に心拍が上がりました。

試験終了後は、再度受付へ行き、試験結果のレポートを受け取り終了でした。

レポートにQRコードがあり、合格証をダウンロードできるようになっていました。

 

反省点

・テキストは最新のものを使うこと。

 コストを抑えようとして中古で買ったが、改訂が多く、最新の試験内容に対応できないことがある。結局、最新のものを買い直した。

・ある程度仕訳ができるようになった段階で過去問にとりかかる

 もっと早く過去問に取り掛かれば、本番に即した形で仕訳や財務諸表に慣れることができたと思う

・本番、手ごわいと感じた問題は後回しにする

 一通り解き終わって、見直す時間が無かった。

 桁数の間違い等ケアレスミスがあったら不合格だったと思います。

 

合格して一安心の反面、まだ理解不足だなと感じたところも少なからずあります。

ただ、企業から送られてくる決算報告書等の理解は今までより確実に深まっていて、財務諸表を見るのが楽しくなりました。

そして、勉強時間の確保に協力してくれたパートナーに感謝です。

 

次は実務関連の勉強をしようかなと思いながら、しばらく思案。