「自分の意見で生きていこう」を読んで

こんにちは、えなつあぜ です。

 

ちきりんさんの新作「自分の意見で生きていこう」を読み終えたので自分用の覚書です。

やはり自分は、自分の頭でしっかり考える、自分の意見を表明する、という所が弱いと改めて感じる。

同時にそこを改善することで、自分オリジナルの人生を選びとりたいと思った次第。

読んでいて、次々と痛い所を突かれました。

 

まずは、ポジションが明確になるか否かを基準にした「意見」と「反応」の違いについて。

例えば、ニュースを見たとき、自分は「そんなことが起きているのか」とか、事象を受け止めるにとどまっていることがほとんど。

ポジションが明確にならない「反応」をして終わりになってしまっている。

その事象に対して、自分がどう考え、どうすべきと思うのか、賛成なのか反対なのか、といった所まで考えることは本当に稀。

自分の「意見」を出すに至らない。

その積み重ねが自分の会話の浅さに響いているんだろうなと反省。

 

では、なぜ「意見」を出す習慣がないのか。

まさにちきりんさんの書かれている「学校的価値観」に自分が染まっているなと感じました。

世の中全てのことに、あたかも正解が存在するかのように教える日本の教育。

算数のような正解のある問題は良いけれども、人生における選択等には「意見」があるだけで正解も間違いもない。

なのに、「自分の意見は間違っているかもしれない」という不安から、特に相手が存在するシチュエーションでは徐々に意見を言わなくなったなと思いました。

 

あまり意見を表明してこなかった一方で、それなりに「自分の人生」を「自分の意見」で選び取ってきた感覚を持てているのはなぜかと考えてみました。

やはり、人生の岐路と云えるようなポイントでは、世間一般がよしとするものに流されず、自分なりに考え、心惹かれる方に進んできたなと思いました。

その結果、周囲からは「変わった生活してる」と言われる状況に辿り着いている。

 

クローズな環境では意見が出るけれど、常日頃・オープンな環境では出せていない、というのが自分の今の立ち位置。

 

今後も自分の意見で人生を選び取っていくために心がけたいこと。

  • 「意見」と「反応」の違いを意識する
  • 普段から、自分のポジションを明確化する
  • ポジションを明確化するためのちょっとした調べ事を習慣化する

 

人生はネタ作り。

自分で面白い人生を選び取り、興味深く話せる人間になれれば。