ヘルメット治療

こんにちは、えなつあぜ です。

 

今回、子供のヘルメット治療を決断したので覚書です。

 

生まれた直後は、頭の形は普通で特段気になるところはありませんでした。

しかし、寝るときに向き癖があり、時間の経過と共に頭の絶壁と耳の位置の左右差が気になり始めました。

気になり始めてからは、向き癖と反対の方向を向いて寝かせるようにしていましたが、気づくと元通りになっていたり。

 

どうするかと悩んで、対策を調べ始め、引っかかったのがヘルメット治療でした。

ヘルメット治療自体は、芸人の稲垣早紀さんの動画で以前から知っており、治療をした方がよいのか、効果はどうなのか、メリット・デメリットなど、もんもんと調べる日々でした。

一人では埒が明かないと思い、パートナーに頭の形について話てみると、最初こそ「こんなもんじゃない?」という感じでしたが、耳の位置について触れると「確かに」と共感してくれました。

そして、ヘルメット治療に対応している病院を調べて予約を取ってくれました。

 

病院では、子供の頭の写真を様々な角度から撮影してデータを作成し、頭の歪みを数値で示してもらえました。

歪みが中等度以上でなければ治療の対象とならないため、病院に行く前は「計測してもらって、治療の対象になるかならないかハッキリさせよう」ぐらいに思っていましたが、結果は思っていた以上に歪んでおり、最重度ということでした。

治療を受けるか否かは、その場で決める必要無く、治療をするならば後日連絡をということで、その日は帰路につきました。

帰り道にパートナーと話し「やはり治療した方が良いだろう」ということで、決意しました。

 

数値で示されると納得度が高かったとはいえ、病院へ行く前や治療の決断をするまではかなり悩みました。

私が悩んだポイントは以下です。

  • 保険適用がないため高額
  • これからの成長に伴い、自然に改善する可能性もある
  • 近隣に治療を行っている病院がなく、遠方まで通う必要がある
  • 治療を受けてもどこまで綺麗になるかは不確実
  • ヘルメットの装着で子供に負担をかけないか

 

正直なところ一番悩んだのは費用面でした。

見た目だけで他に不便なことが無ければ、治療しないという選択になったと思います。

ただ、耳の左右差は音の距離感が取りづらかったり、眼鏡を掛ければつるの当たる所が違うだろうし、左右の体積比にも差があるので、将来的には斜頸や噛み合わせに支障が出る可能性もある。

もし、保険適用なら間違いなく受けるだろうなと思うと、たとえ高額であっても治療をするという選択になりました。

幼い本人には、今どうすることもできない問題で、親のエゴかなとも思います。

どこまで綺麗になるかも不確実ですが、できることはやってみたいというのが現在の気持ちです。

通院も長時間の移動で大変ですが、家族の1シーンとして、ポジティブに楽しんでいきたいと思います。